新時代のデジタルサイネージ
2021年10月12日

デジタルサイネージの今後について

デジタルサイネージはビルのファサード、あるいは図書館や公民館などの公共機関や駅や空港などの交通機関においてネットワーク接続されたディスプレイ装置に広告や有用な情報を遠隔の地から配信できるシステムのことを言います。現在は大きな壁面を利用したものから自動販売機の小窓のような小規模なものまで様々なところで利用されています。金融機関では株価情報が配信されたり不動産業者の店頭では物件情報が見られたりしますし、地方の観光地においては外人観光客にも分かり易いようにガイド役のような形で利用されているケースも見られます。一般の通行人向けに情報発信したり、通行人の層を判別して年齢層その他に特化した内容のものを流すことが出来、秒単位で表示内容を切り替えることも出来ます。

テキストデータや音声データ、画像や映像など様々な媒体内容を流すことが出来ます。今後多くの分野でデジタルサイネージの利用範囲が広がって行くと見られています。現在でもビルのエスカレータの片側部分に絵画の大きさのものが多く取り付けられていてアートを楽しめるようになっているところもあります。又、地下道の壁1面に飲料や商品の写真が表示され、QRコードをスマートフォンでかざすと買い物カートに自動的に商品が追加されて購入することもできるという場所もあります。

あるいはバスの車体の外側に設置されてテスト走行しているところも見られます。国内においては2020年の東京オリンピックに向けてデジタルサイネージは色々な分野で利用されることが期待されています。

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