新時代のデジタルサイネージ
2021年7月31日

随時情報更新可能なデジタルサイネージ

街でよく見られていたポスターや掲示板がデジタルサイネージに変わりつつあります。デジタルサイネージは大型液晶技術を利用した情報発信デバイスです。壁や柱、お店の入り口、公共機関の掲示などに利用されています。ポスターや紙での掲示と最も異なる点は情報更新のタイミングです。

従来の紙媒体を用いた情報表示では、情報の更新は人の手による貼り替えでした。貼り替えている間が情報が提供できない状態となることや複数箇所の貼り替えに時間差ができることなどのデメリットがありました。随時更新可能なデジタルサイネージに移行することでそのようなデメリットはなくなります。デジタルサイネージの情報の更新はインターネット回線を利用した無線による方法が利用可能です。

原稿ができた時点でサーバーから一括で情報を更新したいところに選択的にデータを送信します。それぞれの箇所でデータの受信が完了すれば情報発信が可能になります。貼り替えのために通行人を止めたり、専門の技術者を確保したりする必要がありません。特に一度に迅速に更新したい情報の場合は有効なデバイスです。

また複数の情報を切り替えて表示することができるため、1つの情報のみを一定期間表示し続けるような非効率的な状況を回避することができます。必要な情報を短期間で、またはバラエティーに富んだ表示の切り替えを実現できるデジタルサイネージは今後の情報ビジネスには欠かせないものとなるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です