新時代のデジタルサイネージ
2021年9月3日

デジタルサイネージの意味

デジタルサイネージとは、デジタル化されたサイネージということですが、デジタルの意味はまあ分かっても、サイネージとは一体何のことでしょうか。英語の辞書を引くと分かりますが、signageとは看板とか標識といった意味です。一方でデジタルとは本来は離散量という、何やら訳の分からない意味を持っています。離散量の対義語は連続量です。

離散量とは飛び飛びの値しか取らない量という意味で、1、2、3とか10、20、30というように、その中間の1.1とか2.53、26.9などといった量も含めてではなく全て飛び飛びの数字で表すことを言います。世の中の出来事のほとんどは、少なくとも人間の五感の上では、このような離散量ではありません。お茶をコップに入れる場合、10mLの次は20mLしか入ることはありませんというのは奇怪以外の何物でもありませんし、あなたとの距離は、今の2mよりも近づきたいと思えば次は1mしかないですということではなかなか恋も成立しにくいでしょう。ですが、電子的なコンピューターを扱う場合には、たとえ非常に細かくするとしても結局は離散量しか扱えないのです。

そのため、今ではデジタルと言えば誰もが電子化とかコンピューターのことを思い浮かべ、本来の意味である離散量という言葉など聞いたことがない人がほとんどになっています。デジタルサイネージとは電子化された看板ということで、要は液晶ディスプレイを使い、ソフトウェアでコンテンツを作った看板がデジタルサイネージです。デジタルサイネージのことならこちら

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