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六義園の桜お花見!見頃やライトアップ、駐車場やランチスポット

乗り換え検索で有名なジョルダンが提供している「花見特集」というオンラインサイトでは、六義園は2020年のお花見人気ランキングで全国14位かつ東京都内6位の好成績でした。

しかし六義園のお花見は、他の目黒川や上野公園などの人気スポットのそれとは、やや趣が異なります。

それというのも、六義園に植えられている桜の本数はおよそ40本で、他の「桜の名所」と呼ばれる観光地と比べても、極度に少ないのです。

以上からもお分かりいただけると思いますが、六義園でのお花見の売りは、見渡す限り延々と続く桜並木ではありません。

では、六義園の他にはないお花見の売り・特色とは一体何なのでしょうか?

本記事では、その解答について、様々な角度から迫っていきたいと思います。

例年の桜の見頃は3月下旬~4月初頭

次項で詳しく説明いたしますが、六義園に植えられている桜のメインは、都内の他人気エリアでよく愛でられている桜の大部分を占める種類のソメイヨシノではありません。

六義園には園内に高さ15メートル、枝の最長幅およそ20メートルの巨大なしだれ桜が一本あり、園を訪れるお花見客の目当ても実は九割がたがこれです。

そして気象庁などが発表する一般的な開花予報も、このしだれ桜の情報イコール六義園の桜情報として取り扱っている場合が多いです。

ですので当記事でも、しだれ桜の例年の開花・見頃に焦点を当てて言及していきますね。よろしくお願いいたします。

六義園のしだれ桜はだいたい3月中旬までに開花して、その後3月下旬~4月初頭にかけ見頃を迎えるようです。

ソメイヨシノやヤマザクラよりも、1週間ほど早いみたいですね。

もし世間的にお花見シーズンといわれる4月以降よりも3月のほうが時間の余裕がありそうな場合には、ここでの一足早いお花見も選択肢として良いかもしれません。

 

六義園のしだれ桜の特徴

前項でも軽く触れた通り、六義園でのお花見の主役は、どしどし詰めかける入園者らを圧倒的存在感で魅了するしだれ桜です。

園の正門から入って順路に沿って進むと、すぐ視界に飛び込んでくる位置に立っています。どんなにぼけーっと歩いていても、見逃すことはないでしょう。

さてそんな「巨大な」しだれ桜ですが、よくよく観察してみると桜の木自体は幹も枝もどちらかというと細めです。そして枝の先などは柳のようにゆらゆら風に吹かれてしなやかに揺れています。

では一体しだれ桜の何が見る者に「存在感が巨大」というイメージを持たせているのかと申しますと、枝の最長幅も無視できませんが、何より枝の隅々にまでつき凛と咲き誇っている桜の花たちです。

これが満開ともなりますと、まるで全体が大きな桜の滝と評しても過言ではなく、周囲一帯に見事な薄紅色の世界を創出しお花見客を唸らせられるわけです。

さらに、元は同じ一本の桜の木がそこから多岐に枝分かれして立っているおかげで、正面・背後・斜め横と、眺める角度ごとに様々な表情を覗かせてくれます。しかも先述の通り風が通り過ぎればそれになびく形で艶めかしく枝たちが揺れるわけで、何十分見つめていても飽きません。(実際には混雑のせいで、そんなにも長時間一箇所に立ち止まると顰蹙ものですが。)

桜という木はそうでなくてもどこか女性っぽさを彷彿とさせる樹木ですが、六義園のしだれ桜は殊更です。

もちろん快晴日の青空とのコントラストも見事で、眺める方角によっては背後にちらついてくる味気ない現代的なビルでさえ名画の一部へと変化します。

 

六義園までのアクセスと駐車場情報

この項では、①全国各方面から最寄駅まで、②最寄駅から六義園まで、③近隣駐車場情報といった順番で、カテゴリー別に紹介していきますね。

六義園基本情報

住所:東京都文京区本駒込6-16-3

お問合せ電話番号:03-3941-2222

開城時間:9:00~17:00(入園は16:30分まで)

休園日:年末・年始 (12月29日~翌年1月1日)

<全国各方面から最寄駅まで>

  交通手段   
仙台・名古屋・ 

新大阪・広島など 

JR東北新幹線/東海道・山陽新幹線 

各駅→東京 

 

JR山手線(上野・池袋方面) 東京→駒込 

約18分、170円 

JR 駒込 
羽田空港  東京モノレール空港快速 羽田空港→浜松町 

約17分、500 

 

JR山手線(東京・上野方面) 浜松町→駒込 

約24分、200 

新宿・渋谷・池袋  JR山手線 各駅→駒込 

~23分、~200 

各方面 

(車移動) 

各方面→首都高速5号池袋線護国寺IC 

 

都道437号経由2.7キロ、7分 

六義園 

<最寄駅から六義園まで>

六義園の最寄駅は、以下の通りです。

・JR山手線 駒込駅(南口)徒歩7分

・東京メトロ南北線 駒込駅(2番出口)徒歩6分

・都営地下鉄三田線 千石駅(A3出口)徒歩7分

特に山手線・南北線の各駒込駅(両駅は独立し合った別駅)からは、ほぼ「本郷通り」という一本の大通り沿いに進むだけで目的地の六義園に到着しますので、分かりやすいかと思います。さらに桜の見頃の時期となると駅構内にも六義園への案内看板が出て、もっと行きやすくなります。

逆に千石駅からは、慣れていないとややルートが複雑に感じるかもしれません。自分は方向音痴だという場合には、できるだけ駒込駅を利用するようにしましょう。

なお山手線・南北線どちらの駒込駅からも、園に向かう途中でまず六義園の染井門が目に飛び込んできますが、入園チケットを購入できる正門はそこからもう200メートルほど先にあるので混乱しないようご注意ください。

ちなみに繁忙期は染井門からも入園可とのことです。最終的には、当日現地で染井門付近にいるスタッフに入れるか確認してみてください。

近隣駐車場情報

駐車場名  位置  基本情報 
タイムズ 

文京 

グリーンコート 

六義園 

正門付近 

料金:15100円、[平日のみ]1日最大1,200  

営業時間:6:45~24:00 (入庫は23:00まで 

収容台数:114 

タイムズ 

本駒込5丁目 

六義園 

東側 

不忍通り 

料金:30300円、1日最大 1,500円 

営業時間:24時間 

収容台数:29 

※他にも、収容台数1桁の小規模駐車場が主に園東側(田端側)に集中しています。

※「akippa」というアプリを使えば、空いている駐車場検索や事前予約が可能です。特に六義園のように小規模駐車場が周囲にばらけている場合には、使えるかと。

https://www.akippa.com/guide/start

 

六義園料金

六義園の入園の料金は以下の通りです。

これであの麗しいしだれ桜+アルファが見学できると考えれば、ものすごくお得ですよ。

[一般]300円

[65歳以上]150円

[小学生以下、及び都内在住・在学の中学生]無料

※各種年間パスポートあり

 

六義園 園内地図

六義園のお花見について、他の桜名所ではなかなか見られないもう一つの特徴は、桜以外にも、87,809.41平方メートルという広大な園の敷地内で伝統的な古き良き日本庭園とそこに植えられた木々や咲く植物(コブシ、ツバキ、ヤマブキなど)も一緒に見学できる点です。

そもそも六義園はもともと、江戸時代、幕府五代将軍の徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主の柳沢吉保が、自身の和歌や文学における教養の豊かさを最大限生かして7年がかりで造った回遊式築山泉水庭園が現代まで残っているものです。

同じ東京都文京区にある小石川後楽園と並んで、造園時より江戸の二大庭園に数えられてきました。

明治維新を経て現在は誰でも入園できるよう一般公開されていますが、お庭自体は造園時に吉保が一から考えた設計のままです。

きっと吉保作の庭園の完成度が高すぎて、今日まで第三者が下手に手を加えるのを恐れ多いと考えられてきたせいかもしれませんね。

そういったわけで、せっかく六義園にいらしたならぜひとも桜以外も皆さんにはいろいろ鑑賞していただきたく、園全域の地図を以下に載せておきます。

園内地図:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map031.html

※小規模ですが休憩処・売店もあります。売店では六義園限定土産も購入できます。

 

ランチスポット

六義園の周辺には、いくつかランチスポットが点在しています。

お花見時期は桜をイメージしたメニューなどを用意している飲食店もあり、まるで園を出てもお花見が続いているような華やかな気分に包まれ楽しいですよ。

ただし普段は六義園の駒込界隈は閑静な住宅街なため、一店当たりの店内平均座席数は繁華街と比較すると少な目で、週末は時間帯によっては入店待ち必至となるかもしれません。

それを避けるためには、14:00以降を狙うか、電車などで別のエリアに移動して空いているお店を探す必要があります。

この記事では、六義園周辺の2店、六義園から電車1本(南北線)でアクセスできる都内の老舗鰻割烹1店を、お薦めスポットとして紹介しておきますね。

六義園そばのフレンチ・ビストロ『ビストロ オララ』

六義園見学を終えて駒込駅に戻る途中に通る本郷通り沿いのレストランです。

まあ当然の如くお昼頃は混み合ってしまいますが、待つ価値は十分あるかと。

料理だけではなく、店内のレイアウトも南欧風で素敵です。特に女性におすすめですよ。

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住所:東京都文京区本駒込6-15-16 六義園第六コーポ1F

営業時間:

[火~土]11:45~13:30(L.O.)/18:00~21:30(L.O.)

[日]11:45~13:30(L.O.)/18:00~21:00(L.O.)

定休日:月曜

予約:可(03-3945-3665)

小岩井農場経営の洋食店『オリエントカフェ』

このお店は六義園から徒歩3分でいける東洋文庫ミュージアムの中に入っています。

経営は、あの日本最大の総合農場で有名な岩手県の小岩井農場です。食材も、小岩井農場から仕入れたもの中心のようです。

店内の大きな窓から覗ける中庭は、また六義園とはひと味違った魅力があります。「シーボルト・ガルテン」と名付けられたこのお庭は、江戸末期に来日し長崎に長期滞在したドイツ人医師、フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルトにゆかりのある植物を植えた庭園です。(ここにも桜が・・・!)

洗練された内装とも相まって、落ち着いて食事できます。

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住所:東京都文京区本駒込2丁目28番21号 公益財団法人東洋文庫内

営業時間:11:30~21:30(L.O.19:30) ※ランチタイム 1〜14:30(L.O.)

定休日:火曜(祝日の場合は翌日代休)、東洋文庫ミュージアム休館日

予約:可(03-3942-0400)

千代田区飯田橋にある鰻割烹『かぐら坂 志満金』

六義園の最寄駅の1つである東京メトロ南北線の駒込駅より4つ先(日吉方面、約9分)の飯田橋駅付近にある、明治初期創業の老舗鰻割烹です。

飯田橋駅からは本当にすぐで、B3出口目の前に建っています。

江戸前といえば元来は寿司より鰻の枕詞だったそうで、その中でも150年以上に渡って引き継がれてきた志満金の伝統の味を、東京観光のついでに体験してみてはいかがでしょうか?

店内の一部は時々婚礼会場にも使用されるとのことで、結構な高級店ではあります。行かれる際は、前もって予約をしておきましょう。

なお座敷席以外にテーブル席もあります。

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住所:東京都新宿区神楽坂2-1

営業時間:11:00~22:00(L.O.21:00)

定休日:なし、8/14~8/17、9/2、9/9、9/30は夏季休暇

予約:可(03-3269-3151)

 

ライトアップ

六義園ではしだれ桜の開花・見頃時期に合わせて、ライトアップを実施しています。

夜のしだれ桜は、これがまた昼間とは違った妖艶さを感じさせ胸がドキドキしてしまいますよ。

<基本情報>

日程:3/21(木祝)~4/3(水)

開園時間:9:00~21:00(入園は20:30まで) ※通常時より4時間延長

その他:日中には参加無料の庭園案内あり(11:00~、14:00~、各1時間)

 

六義園まとめ

いかがでしたでしょうか?

六義園の観光は、普通ならば混雑を加味しても2時間くらいで済みそうに思われますが、実は本気でじっくり見尽そうと思えば丸一日あっても足りない魅力に溢れています。

それは一本の巨大しだれ桜と、江戸時代以来ほぼそのまま後世に引き継がれてきた柳沢吉保作の日本庭園の、競演によってのみ醸し出される趣が主因です。

皆さま、まさに世界に誇れるこのようなお花見の名所で、ぜひ思い出に残る良い時をお過ごしくださいませ。

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