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江戸川区花火大会!穴場や場所取り、有料席や屋台、歴史の徹底解説

とある情報によれば江戸川区花火大会は、共催相手の市川市民納涼花火大会も併せると、なんと来場人数が日本一だとか。

ただ、この花火大会は、いわゆる「東京三大花火大会(隅田川花火大会・東京湾大華火祭・神宮外苑花火大会)」には含まれていないんですよね。それなのに、市川市分も含まれてるとはいえ、何故に全国最高の来場人数を記録できるのでしょうか?しかもどうやら年を追うごとに、その人数はおおむね増加傾向の模様です。

私はそれは一重に、大会で打ち上げられる花火自体の完成度の高さにあると思います。江戸川区花火大会は、数年前に某テレビ番組で「花火師さんが選ぶ東京の花火大会ランキング」で一位に選出されていました。

そして選んだ理由で多くの花火師さんが挙げてらしたのが「花火そのものの完成度の高さ」だったのです。一般人ではなくプロの花火師さんだからこそ、打ち上げ数・玉の大きさなどの表に出てきやすい数字だけでなく(江戸川区花火大会はその観点からも十分申し分ないのですが)、大会で打ち上げられる花火に込められている製作者の技術力がよく分かるのでしょうね。

私自身、上記を知ってから初めて江戸川の花火を観賞したのですが、なるほどなあとしみじみ納得しました。

そんな素晴らしい江戸川区花火大会の魅力を少しでも皆様に知ってもらいたく、今回の記事が参考となれば幸いです。

江戸川区花火大会の日程と見どころ

江戸川区花火大会は、毎年8月の第一土曜日に開催されます。雨天などで延期となった場合には、予備日の翌日日曜日に変更です。

基本的には、同じ東京都で開催される墨田川花火大会の1週間後にスケジュールされるとお考え下さい。どちらも河川敷舞台の花火大会として都内一・二を争う人気イベントなので、7月から8月を跨ぐこの2週間の週末は花火ファンにとってはたまりませんね。

一応、以下に2019年度の開催情報を掲載しておきます。

<2019年開催情報>

開催日:2019年8月3日(土)

予備日:2019年8月4日(日)

時間:19:15~20:30

江戸川区花火大会の特色は、毎年1時間15分のプログラムの中に8つのテーマが組み込まれ、それぞれの趣向に沿った花火が、これまた各テーマごとに用意されたBGMとともに、順次夜空に打ち上げられていく粋な構成です。

中でも必見の見どころは、プログラムでいうと「オープニング」と終了間際の「クライマックス」ですかね。冒頭で書いた通り、プログラム全編通して花火師さんの持てる技術の全てが込められた世に二つとない作品をこれでもかと見せられるわけですが、特にオープニングとクライマックスからは彼らの並々ならぬこだわりや思い入れが伝わってきます。

オープニングなんて時間配分ではたったの5秒間なのですが、そこで一斉に1000発もの花が日暮れ時の薄紫の空をパパパパパッと鮮烈に飾り立てる様子は、都内一の芸術性だと断言できるでしょう。

さらに繰り返しますが江戸川対岸では同時進行で市川市民納涼花火大会の打上げも行われてますので、遠近2種類の花火を広大な夜空を背景に並行して楽しめるのも良いです。

 

江戸川区花火大会の場所

江戸川区花火大会の場所は、江戸川河川敷(都立篠崎公園先)です。

下記基本情報からも分かる通り、都営地下鉄新宿線「篠崎駅」が一番の最寄駅です。ただ行きの17時以降と帰りは混雑が尋常ではありませんので、余裕をもって昼過ぎまでに移動を完了するか、場合によっては徒歩30~45分の他駅を利用することもご検討ください。なお小岩駅より江戸川駅・瑞江駅のほうが空いています。

ちなみに、帰りのみ篠崎駅発着の一の江駅・葛西駅行き(全て都営地下鉄新宿線)臨時バスが出ます。満員(定員50名程度)になり次第順次発車で、最終便は22:00~22:30頃とのことです。

<江戸川河川敷基本情報>

住所:東京都江戸川区北小岩4丁目

最寄駅:

・都営地下鉄新宿線「篠崎駅」から徒歩15分

・JR総武線「小岩駅」から徒歩25分(京成バス利用可)

・京成本線「江戸川駅」から徒歩25分

・都営地下鉄新宿線「瑞江駅」から徒歩45分

<都内主要駅からの公共交通機関移動>

出発地  交通手段  最寄駅 
新宿  都営新宿線(本八幡行) 新線新宿→篠崎or瑞江 

35~45分、325 

篠崎駅から 

徒歩15分 

または 

瑞江駅から 

徒歩45分 

東京  総武線快速(千葉行) 東京→馬喰町(乗換) 

都営新宿線(本八幡行) 馬喰横山→篠崎or瑞江 

約25~40分、408 

渋谷  東京メトロ半蔵門線(押上行) 渋谷→神保町(乗換) 

都営新宿線(本八幡行) 神保町→篠崎or瑞江 

約40~55分、401 

池袋  東京メトロ有楽町線(新木場行) 池袋→市ヶ谷(乗換) 

都営新宿線(本八幡行) 市ヶ谷→篠崎or瑞江 

約40~55分、401 

各駅  各駅→東京or新宿など(乗換) 

JR中央・総武線各停(千葉方面行) 東京or新宿など→小岩 

小岩駅から徒歩25分 

または京成バス72小73系統南小岩二丁目停留所から徒歩10分 

各駅  各駅→上野or日暮里(乗換) 

京成本線(京成津田沼行) 京成上野or日暮里→江戸川 

江戸川駅から 

徒歩25分 

<車移動>

江戸川区花火大会へのアクセスには、正直、車移動はお薦めいたしません。というのも、毎年の混雑対策で、当日17:00~22:30頃を目途に付近一帯(例年だと一里塚から新道口まで)で車両通行止めとなるからです。この規制の対象には自転車も含まれます。

また通行止めがない道路・時間帯にしても、一本通行などの狭い道も多く、当日はにっちもさっちもいかないほど混み合うこと必至でしょう。

それでも、どうしても車しか移動手段がないという方は、空き駐車場検索や事前利用予約が可能なアプリ「akippa」が強い味方となってくれるはずです。ただし、やはりお目当ての駐車場に到着するまでも予想以上に時間を要する可能性はありますので、ご注意くださいませ。

https://www.akippa.com/guide/start

 

江戸川区花火大会の来場人数

江戸川区花火大会の来場人数はおよそ90万人ほどで、共催の市川市民納涼花火大会と合わせると毎年140万人近くにのぼるといわれています。先述の通り、この140万人は日本一の数字ですよ。

また話のついでに来場者の浴衣着用率についてですが、こちらはデータがないので個人的な印象となりますが、大体6割前後でしょうか。年齢層が下がるにつれ、浴衣率は上がります。それでも普段着の方々も大勢おり、どちらにしても場違いとはなりません。余談ですが、外国人の浴衣姿もちらほら見かけますね。

老婆心ですが、浴衣の方は河川敷の坂移動は無理をせず階段を使いましょう。

 

江戸川区花火大会の穴場と場所取り

江戸川の河川敷は、横にとても長く、縦の川べりへと下る坂の勾配も適度にあり、加えて付近には視界を遮る建造物がないため、どこかに場所が確保さえできればじっくり花火が眺められること請け負いです。

それゆえに観賞の満足度はとにもかくにも場所取りの成功率に左右されるのですが、これは1時間前などぎりぎりに向かっても難しいです。

かつて私は当日の午前11時ごろに現地入りしたことがありますが、その時間帯はまだ2割程度の埋まり具合で無事に打上げ会場近くに場所が確保できました。このことから午前中~お昼過ぎに行けばまったく問題ないかと思われます。

場所取りにはルールがあり、当日以外の場所取りは禁止です。またブルーシート・敷物と重石とテープ以外の使用もNGです。ルールを破って前日などに場所を取ると、巡回の警備員さんに撤去されてしまいますよ。

ちなみに、早めの場所取りが成功した場合には、日差しがきつい等の理由で一旦その場を離れたいと考えることもあるかもしれません。その際の注意点ですが、誰かグループメンバーの1名でもそこに残しておくようにしましょう。

というのも、時々後から場所取りに来た人たちによって無人のシートが勝手にずらされたり、上に別のシートを被せられることがあるからです。これはお互いのマナーの問題なのですが、なかなか解決しません。炎天下で見張るとなると熱中症も心配ではありますが、飲み物を多めに用意する、交代で休憩するなどして対策をとってくださいませ。

また止むを得ず全員離れざるを得ない場合には、しっかりと自分たちの場所を覚えておくのも大事です。江戸川河川敷は良くも悪くも目立つ目印があまりなく、さらに次に戻ってくるときは周辺のブルーシート・敷物率が増え同じ場所が全然違う景色に見えて混乱してしまう可能性があるからです。

なお、河川敷での立ち見は禁止されています。

河川敷以外の穴場としては、以下があります。今回は往復の混雑を回避しやすい3か所を、ピックアップしてみました。

篠崎公園

車でアクセスされる方にお勧めです。なぜなら24時間営業の駐車場があるからです。

打上げ会場近くですので、花火の見え方も河川敷に引けを取りません。穴場の割には地元民など見物客数は多いですが、公園自体が広いため時間ぎりぎりでもどこかに場所はとれるでしょう。

<基本情報>

住所:東京都江戸川区上篠崎1丁目25-1

第一&第二駐車場:

[時間]24時間

[普通車料金]1時間まで300円、以後20分毎に100円、当日24時まで最大1,200円

[収容台数] 第一駐車場は192台、第二は49台

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/about025.html

総武線陸橋下

打上げ会場から距離がありますが間に障害物はないので、満足度は河川敷での観賞と変わらないかと思います。むしろ江戸川水面も含めた大会会場全体がよく見え、美味しさもあります。他路線に比べ空いている京成本線の江戸川駅が最寄なので、移動も楽ちんですよ。

<基本情報>

住所:東京都江戸川区東小岩3丁目24

交通アクセス:京成本線江戸川駅より徒歩9分

市川側の江戸川河川敷

江戸川区側の混雑が嘘のように、市川市側は場所に余裕があります。毎年の来場人数統計では江戸川区側およそ90万人に対し市川市側はおよそ40万人で、同じくらいの面積で半分以下の人出なわけですから当然でしょう。距離の遠さというハンデはありますが、前後の移動も含めゆったりした環境とどちらを優先したいかの話です。ちなみに市川市側でも打ち上げはされており、それで花火の迫力は存分に味わえるかと。

<基本情報>

住所:千葉県市川市大和田5丁目付近

交通アクセス:JR総武本線市川駅南口から徒歩15分

 

江戸川区花火大会の有料席

江戸川区花火大会においては、江戸川区側に有料席は設けられていません。その代わりに対岸の市川市側(江戸川河川敷緑地)には数種類の有料観賞席が用意されています。ただし毎年人気なので、早めに購入に動かないとすぐ売り切れてしまいます。

<場所>

住所:千葉県市川市大和田5丁目

交通アクセス:

・JR総武線「市川駅」南口から徒歩約28分

・JR総武線/都営地下鉄「本八幡駅」南口から徒歩約32分

※本八幡駅南口バス乗り場よりバス(市川01)にて「大洲防災公園」下車し徒歩約10分

<種類と料金>

座敷席(定員4名):18,000円

平面ペア席(定員2名):10,000円

斜面ペア席(定員2名):9,000円

イス席(1名分):6,000円

<購入方法>

取扱い企業:チケットぴあ

WEB先行先着販売

例年6月の第3日曜日に実施され、購入にはチケットぴあの会員登録(無料)が必須です。なお上記の6月第3日曜という発売時期はあくまで例年の傾向ですので(以下も同様)、購入前に正確な発売日をチケットぴあのホームページ「市川市民納涼花火大会 のチケット情報」でしっかり確認しておきましょう。

プリセール

WEB先行先着販売の3日後の水曜日に、発売される可能性が高いです。

一般発売

WEB先行先着販売の1週間後、プリセールの4日後の日曜日に、発売される可能性が高いです。

 

江戸川区花火大会の屋台や食事

江戸川区花火大会当日は夕方にかけて、篠崎駅や小岩駅から河川敷に向かう道のりの途中に多くの屋台が出現します。

またスーパーやコンビニも複数見かけどこも当日は品ぞろえ豊富で準備しているので、敷物に座って飲食する分には現地調達で十分でしょう。

外食については、大会会場付近は普段は下町の住宅地なので繁華街と比べると正直店舗の数・種類は少ないかもしれません。たださすがに篠崎駅・小岩駅周辺には「バーミヤン 篠崎駅前店」や「はなの舞 篠崎駅前店」、「博多劇場 小岩店」などのチェーン店が夜遅くまで営業してます。(小岩駅周辺はもう少し店舗数も多く賑わいもあります。)そして少し歩くと「ココス 篠崎店」や「ジョナサン 小岩フラワーロード店」なんかも見つかります。

2時間ほどどこかで費やすことができれば、花火大会直後の電車混雑も避けられて、メリットは大きいですね。

もちろん一旦新宿など繁華街に出てから食事をとる選択肢もOKですが、大会後の駅・電車の混み具合によっては目的地までの移動に随分と時間がかかり到着が遅くなってしまう可能性も大いにありますので、予めご覚悟を。

 

江戸川区花火大会の歴史

江戸川区花火大会は昭和51年から開催され、いまや45年近くの歴史を持つ夏の一つの伝統行事です。

開始者は、「鍵屋」という江戸川区に拠点を置く老舗花火職人でした。以来ずっと現在に至るまで、代々の鍵屋職人がBGMや構成なども含め花火大会演出の全てを担っています。第一回目から質の高い花火の打ち上げに拘っており、当時においても都内でも特に注目度の高い大会でした。

対岸の市川市民納涼花火大会と共催し始めたのは、昭和60年の第10回目以降です。

東日本大震災後の節電要請で中止となった2011年、コロナ禍で中止となった2020年を除き、毎年江戸川河川敷で盛大に開催されています。

 

江戸川区花火大会 まとめ

いかがでしたでしょうか?

何度も繰り返しますが、プロお墨付きの拘りある花火作品で大勢の来場者を毎年満足させている江戸川区花火大会、きっと今後も下町の夏の風物詩としてますます多くの人々を魅了し続けることでしょう。

混雑具合など気がかりな点もあるかとは思いますが、どうせ見に行くならしっかり情報収集をして、がっつり楽しんできてくださいね。

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