新時代のデジタルサイネージ
2021年12月9日

スタンドアロン型デジタルサイネージの特徴

デジタルサイネージは、大きくネットワーク型・スタンドアロン型・インタラクティブ型の3種類に分けられますが、これら3種類の中で最も手軽に導入・運用できるのがスタンドアロン型です。スタンドアロン型は、インターネットに接続することなく単独でコンテンツの配信が可能なデジタルサイネージで、USBメモリやSDカードに保存したコンテンツを配信します。スタンドアロン型は、ネットワーク型やインタラクティブ型と比べて導入費用が安い傾向があるとともに、通信費などの費用も発生しません。加えて、管理用のパソコンも不要なので比較的手軽に導入・運用することが可能です。

また、インターネットに接続しないのでウイルス感染のリスクがなく、情報漏洩の心配もほとんどありません。一方で、スタンドアロン型はコンテンツの更新に手間がかかるというデメリットがあります。スタンドアロン型は、ネットワーク型のように遠隔操作でコンテンツの更新ができず、新しいコンテンツを毎回USBメモリやSDカードにコンテンツを保存する必要があります。特に、設置台数が多い場合や遠隔地に設置する場合はコンテンツの更新が大きな負担になるとともに、リアルタイムでの情報更新が難しいというデメリットもあるので注意が必要です。

以上のような特徴があるため、スタンドアロン型のデジタルサイネージは設置台数が少ないケースや、コンテンツの更新頻度が少ないケース、導入・運用コストを少しでも抑えたいケースなどに適しています。

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