新時代のデジタルサイネージ
2021年9月18日

デジタルサイネージの可能性

近年、店舗やデパートなどでディスプレイを使った広告をよく見かけるようになりました。これはデジタルサイネージと呼ばれるもので、日本語では電子看板・電子公告などと呼ばれています。これまでは紙で貼られていたお知らせやポスターに代わる新しい情報伝達媒体として、急速に利用される場面が広まっています。市場規模は1、000億円を超えています。

デジタルサイネージは、ディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を活用し、動画や静止画を表示する情報発信システムです。デジタル映像機器を活用することで、よりたくさんの情報を、簡単に、タイムリーに発信できることが、最大のメリットです。大きくスタンドアロン型とネットワーク型の2種類があります。スタンドアロン型はSDカードやUSBメモリーなどをディスプレイに差すことでコンテンツを表示できるもの、ネットワーク型は複数の場所に置かれたディスプレイに表示されるコンテンツを一括制御できるものです。

デジタルサイネージの利用が広まっているのは、利用することによるメリットがたくさんあるためです。自社製品を美しく、タイムリーに表現できるようになったり、印刷にかけていた費用を削減することができたり、メリットは挙げきれません。今後もデジタルサイネージの利用は増え続けていくでしょう。メーカーは新たな活用シーンを探しています。

すでに、教育現場や医療現場での情報共有ツール、公共機関での緊急情報通知ツール、企業内での連絡ツール、地域の空間アートとしての活用も始まりつつあります。今後も技術の発展とアイデアの創造により、デジタルサイネージの可能性が広がっていくことに期待したいです。

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